医療従事者が他業種転職への一歩が踏み出せない理由

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お疲れ様です。きのこです🍄

私は社会人5年目の時に医療従事者からメーカー営業へ転職しました。

病院では国家資格を取得後、病院で重症患者さんの治療に携わっていました。

そこから一念発起し、他業種へ転職したことは自分の人生の転機であったと感じています。

しかし、転職後多くの人に言われました。

「よく他業種に転職したね。」

「資格を取ってまで、他業種に転職するのもったいなくない?」

「他業種に転職するの、怖くない?」

確かに医療従事者の知り合いを見渡すと、職種はそのままに、働く病院を変えている人が多い。

なんで医療従事者は他業種への転職の一歩を踏み出しにくいのだろう?

他業種の情報不足

医療従事者になるためには、基本国家資格が必要となります。そのために大学や専門学校に通い、その職種に特化した知識を得ます。そのため、医療以外の知識や環境を知る機会が少ない。

高校以降に出会った友達も、職場の同僚や上司も皆同じ環境のため、他業種の情報が入ってきにくい。

そのため転職活動を行うとなった際も、あまり知らない業種へ踏み込むことが難しく、結果同業種を選択することが多いのではないかと考えています。

給料が下がることへの不安

医師、薬剤師の年収を加えてしまうと金額が上がってしまうので、ここはコメディカルの年収で考えます。

一般的なコメディカルの平均年収は400〜600万円となります。

コ・メディカルとは?年収や仕事内容を徹底解説 – 転職ナレッジ
高齢化が進む現代社会では、その需要がさらに高まっています。病院やクリニックだけでなく、介護施設や在宅医療の現場でも活躍の場が広がっています。 この記事では、具体的な業務内容やキャリア形成のポイントについて詳しく解説します

そして、日本の年収の中央値は407万円です。

https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2024/minkan_2024/pdf/01.pdf

上記より、医療従事者の給料は比較的良いものと捉えることができます。

女性であれば、地方であればそれは顕著に出てきます。

私自身、転職活動を行っていた際に、エージェントの方に言われました。

「地方で、女性で現在の年収は高い。転職しないことも選択肢として考えた方が良い。」

他業種への転職を考慮に入れるというのは、年収が下がる可能性を受け入れる必要があり、これが難しいと考える人も少ないのではないでしょうか。

もったいない精神

人は何かを手放すときに、ストレスを感じると言われています。

他業種への転職をする場合、学生のころから学んで取得した資格を活用しない仕事に就く可能性があります。

これまで資格取得までにかけてきた時間、経験、お金。

これらを捨てることになる可能性がある選択はもったいないと考え、他業種への転職を考慮しなくなることもあるのではないでしょうか。

社会から必要とされている感覚

医療従事者は、「どんなお仕事してるの?」と聞かれた時に、職業名を伝えただけで理解してもらえることが多いです。またニッチな分野のコメディカルだったとしても、仕事内容を話すと

「すごいね。」と言ってもらえることが多いのではないでしょうか。

この世には、「この仕事は誰の役に立っているのだろう?」と感じてしまう仕事があります。

また、誰かに説明をしても理解してもらえず「ふーーん。」で終わってしまう仕事もたくさんあります。

そんな中で、職種や仕事内容を軽く伝えただけで理解してもらえ、「すごいね。」と言ってもらえる仕事は実はこの世に極わずか。

そんな社会的認知と必要性を感じてもらいやすい仕事に就いていることで、自分も必要とされている人間だと感じやすい環境に医療従事者はいて、手放しにくい要因の一つなのではないでしょうか。

人の役に立っている感覚

職業によって差はあれど、医療従事者は「ありがとう。」と言われることが多い職業だと考えております。

「ありがとう」という言葉には不思議な力を秘めている。

これを言われると喜びとやる気が現れるのでは、ないでしょうか。

先ほど社会的に必要とされている仕事だと話しましたが、誰しもが大切な人体に携わっている仕事であり、病気で不安に感じている人たちを治療する医療従事者はやっぱり素晴らしい仕事をしている。

この事実は変わらなくて、感謝をしたくなるし、

感謝を受け取った側は、大変な事もたくさんあるけれど、もう少しこの仕事を頑張ろうかなと思うのではないでしょうか。

将来を変えたいなら

ここまで医療従事者が他業種転職の一歩を踏み出せない理由を書いてきました。

このように書き出してみると、医療職は魅力的な部分も沢山あり、それが要因で一歩を踏み出せなくなっているというのがわかります。

では、ずっとこのままで良いのでしょうか。

良い部分があるということは、必ず悪い部分もあります。

夜勤がある、土日勤務がある、オンコールがある、GW、お盆、年末年始の休みがない、給料の上げ幅が少ない、人間関係に大きく働きやすさが左右される、評価が俗人的である、給与と責任のアンマッチ。

良し悪しを天秤にかけ、将来を選択していく事が必要なのではないでしょうか。

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